スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

文法とは結局…

ここまで約3か月にわたり、洋書を読むための英文法について
特集してきました。

世の中には「英文法は勉強するな」という説があります。

なぜなら、「ネイティブは英文法がわからないのに英語ができるから」
だということです。

「それはどうかな?」と私は思います。

英語ネイティブの人は、大量のインプットによって、
頭が整理され経験的に英語頭の構造ができあがると考えられます。

しかも、そのうえで学校に通って、読み書きを習っています。
特に「Writing」ですね。

そういう経験を持たない日本人が、「文法なんか要らない!」
というのがいかに危険かとは思いませんか?

では、文法書を完璧にやれば、洋書がスラスラ読めるかというと
そうとも言えません。

1つには、ポイントをおさえた理解をしなければならないこと。

文法の教科書はどこが重要なのか、文法とは何かがなかなか
うまく伝わってこない気がしますが…

私は、文法とは「言葉の組み立て方」ととらえています。
つまり、言葉を語順通りに理解する技術であるべきなのです。

英語は日本語と語順がまったくちがいますよね。
その語順の違いを乗り越えることができる助けになるべきが
文法なのだと思っています。

もう一つには、限界があるということ。
どんなに文法への理解が深まろうとも、です。

それは、次のような場合…
・知っているはずの単語が違う意味である
・代名詞やthereが何を指しているのか理解できてない
・シチュエーション。いつ、どこ、背景などが不明

でも、それは、あまり心配しないでください。

文法がわかっていると、飛ばし読みをしなくなり、文の意味を
きちんととれるようになり、パラグラフやチャプター読みが
上達することによって、理解度もアップするはずですから。
スポンサーサイト

先を見通しながら読む

そろそろ、このシリーズ、まとめになります。
今日は、先を見通しながら読む方法について考えてみたいと思います。

本を読むときに、次に何が来るのか予想することができれば、
スムーズに読み進められますよね。

でも、「私には、予知能力ないし…」なんて仰る方もいらっしゃるでしょう。

大丈夫です。先を見通すということは、
超能力を使ったり、ヤマ勘を働かせることではありません。

先を見通すとは、今読んでいる部分が、文の中でどういう役割を
しているのかを気にすることです。ポイントは3つほど…

ポイント1:文型を把握すること
ポイント2:文型の例外に気を付けること
ポイント3:構文を知っておくこと

まず、文型について…単純な文であれば、迷うこともないのですが、
洋書を読むなどの実戦的な文章にあたると、わかりづらいものです。

これは、文の中に、語、句、節、が混在しているためです。
いろいろなレベルがごっちゃになっている。

だからこそ、それぞれをスラッシュで「まとまり」に区切るのです。

接続詞や関係詞で始まる…節
前置詞や分詞・形容詞で始まる…句
単語、関連語…語

そしてそれらの役割を主語、動詞、目的語、補語、修飾語に分け、
次の展開の予想をたてるわけです。

こう書くととても高度で難しそうに感じるかもしれませんが、
誰もが無意識にやっていることですから、心配することはありません。

ただ、ちょっと複雑な文にあたったときは、意識的にやってもらいたいのです。

文法の中で、語法と呼ばれる部分があり、ちょっと細かいので、
今まで触れていませんが、1つひとつの単語の使われ方を大事にして
読書中に増やしていくのがおすすめです。

予想は完璧ではありません。どんなに高度な英語力を持っている人でも
読み進めないと、どちらになるのかわからないというケースもあります。
この場合には、候補を頭に入れて読んでいくのです。


次に、文型の例外には、前回・前々回お話した「倒置」や「省略」があります。

混乱しても、あきらめずに、文頭にもどり、何回か読み直すことで、
「ああ、そうか」と気づくことも多いと思います。


最後に、「構文」とここで書いたのは、「not only A but also B」や、
「such ~ that …」や「The 比較級…、the 比較級…」、などのように、
文の流れを決める表現のことです。

これは、あれこれと分析する必要はないし、決まり文句のため、
文法的にはうまく説明がつかないものも多いです。

ですが、覚えていれば、全体が一瞬でわかり、大変便利なんです。

ほとんどの人は中学校や高校で一度は習っていると思いますが、
反射的にわかるようになるといいと思いますので、
後日、きちんとまとめてみるつもりです。

倒置について

引き続き、文法の例外を考えてみます。
前回は「省略」、今回は「倒置」についてのお話です。

英語は日本語に比べ、文の要素の並びが厳格です。
1:S+V
2:S+V+C
3:S+V+O
4:S+V+O+O
5:S+V+O+C

※主語(S)、動詞(V)、目的語(O)、補語(C)

基本的には、全ての文がこの5つの文型に当てはまるのですが、
ご覧のとおり、全ての文型はS+Vから始まっています。

ところが、たまに、この順序とは違う文が出てくるのです。
これが倒置です。

(厳密には、倒置とは、主語と動詞の順序が逆になること
を指すようですが、たとえばC+S+VやO+S+Vなども
同様に注意しなければ混乱してしまいます)


それでは、それがどんなときかと言いますと…

・強調のため、補語や目的語が文頭に出されたとき
C+V+S、C+S+V、O+S+Vなどの語順になります

・強調のため、場所などの副詞が先頭にきたときに
M+V+Sになることがあります(Mは修飾語)

・強調のため、否定語が先頭にきたとき
ほぼ間違いなく、M+V+Sになります

・Ifが省略されたとき
V+Sになります。不可解ですが、逆にここにIfがあったのかとわかります

・セリフ+動詞+発言した人、のパターン
これは、見慣れているため、あまり混乱しませんね…

・文の形・リズムを整えたりするのにも倒置は使われます。
詩歌のような韻文は特に多用されます


どうもおかしいと思ったら倒置を疑ってみるといいかもしれません。

省略について

ここまで、シリーズで、「洋書を読むのに使える英文法」のお話を
してきましたが、文法の例外についても、考えてみたいと思います。

2種類あります。「省略」と「倒置」です。

これが、けっこうクセモノでして、混乱する原因になります。
わかってしまえば、なんということもありません。

今日は、よく見られる省略表現を紹介します。

【主語の省略】
わりと、会話文の中で見られる表現です。

いきなり動詞が現れるので、びっくりします。
まさか主語が略されるなんて…ね。


【英字新聞での省略】
ハリポタにも新聞の引用がときどき登場しますが、
見出しではbe動詞や冠詞を省略するのが慣例です。

独特のスタイルなので、最初はちょっとわかりにくいです。


【関係詞の省略】
関係代名詞・関係副詞はよく省略されます。

これは、みなさん慣れているので、問題ないと思いますが、
文が複雑になっているときには、理解しづらいでしょう。

後ろから先行詞を詳しく説明しているのを意識すればOKです。


【thatの省略】
S+V+that節の「that」がよく省略されます。

これも、わりと多いものなので大丈夫でしょう。
動詞の目的語の名詞節です。


【従属節で主語+be動詞の省略】
when, thoughなどが導く節の中で、主節と主語が一致するとき
形容詞だけが取り残される形になります。

イメージ的には、ちょっと分詞構文に似た感じでしょうか。


【比較表現での省略】
いろいろなパターンがありますが、むしろ省略があって当たり前で
ほとんど違和感はなく、文法的によく考えればおかしいなと思うぐらいです。


・・・以上、思いつくままにリストアップしてみました。

あ、そうそう、
略式の慣用表現、命令文などで、ときどき、
主語を略さないものが出てきて、逆にとまどうこともありますね(笑)

関係副詞と関係形容詞

前々回はふつうの関係代名詞、
前回は「what」というちょっと変わった関係代名詞を取り上げました。

今日は、関係副詞を中心にお送りします。

関係副詞にはwhen、where、why、howがあり、
・時に関する名詞+when ~
・場所に関する名詞+where ~
・理由に関する名詞+why ~
・方法に関する名詞+how ~
というように、前の名詞を後ろから説明します。

ただし、時や場所などに関する名詞にも、whichが使われることがあります。
これは関係副詞ではなく、ふつうの関係代名詞ということですね。

いったいどこが違うのでしょうか?

それは、修飾される名詞(先行詞)を、修飾する部分(関係詞以下)の中に
戻してみると、よくわかります。

先行詞は、もともと、そのどこかに含まれていたものですので、戻せます。

主語や目的語になるのなら、「関係代名詞」を使わなくてはいけません。
そうではなく、前置詞を補った句になるのでしたら、その句は副詞の役目なので、
「関係副詞」を使うんです。

それが文法書によく書いてある「関係副詞=前置詞+which」という
意味なんですね。

これは、洋書を読む上では、あまり響かないかもしれませんが、
心にひっかかっているとよくないですし、書くときには役に立つと思うので、
この機会におさらいをしてみました。

そういえば、前回とりあげた「what」と同じように、先行詞をもたないように
見える用法が、関係副詞にもありますね。

これは、一般的(time、place、reason、way)な先行詞は省略されるとも
考えられるし、whatと同じように関係詞自体がそういう意味を持っているから
先行詞を立てないと考えてもよいかと思います。

さて、次は関係形容詞についてです。

関係形容詞には「what」と「which」があります。

これも、基本的には関係代名詞と同じように、
後ろに先行詞を修飾する関係詞節を従えます。

違う部分は、関係代名詞が先行詞の直後につけるのに、
関係形容詞は前につけてそれを形容するものです。

意味は基本的に、「what」が「すべての」、「which」が「その」です。


以上、関係詞について、まとめてみました。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。