品詞についての補足

前回は英語には品詞が8つあるという話をしました。

何万語もある英単語がたった8種類に分類できる
というのは、考えてみれば驚きですよね。

しかも、どうやら、その割合は偏っていそうだ、
ということがわかったと思います。

割合を計算してみると…
1位:名詞(約38%)
2位:動詞(約28%)
3位:形容詞(約23%)

このように、上位3種類だけで全体の約89%を占めています。

4位:副詞(約10%)まで入れると、なんと99%以上に達し、
残りの間投詞、接続詞、前置詞は合わせて約1%もありません。

もちろん、次のようなことは考慮しなければいけません。
・約9300語の中での分析結果であること
・誰もが知っている基本語は除いてあること

しかし、なかなか興味深いと思いませんか?
パソコンで単語帳を作るとこういう良いことがあります。

それにしても、なぜ、上位3種はこれほど多いのでしょうね?

それを理解するためには、あることを思い出してください。
…「基本5文型」です。

どんな英文も次の5パターンに分けることができる、
というものでしたよね。

1.S+V
2.S+V+C
3.S+V+O
4.S+V+O+O
5.S+V+O+C
(S=主語、V=動詞、O=目的語、C=補語)

実は、SとOになれるのは、基本的に名詞しかありません。
そして、Vになれるのは、当然ながら動詞だけです。
そのうえ、どの文型にもS+Vが入っているのです。

だから、名詞と動詞の数が多いのは納得できると思います。

一方、Cになれるのは、形容詞と名詞に限られます。
Cが出てくるのは第2文型と第5文型です。

このために、形容詞はナンバー3のランクを占め、
4位、副詞の数の倍以上になっていると考えるとすっきりします。

ただし、接続詞や前置詞は、種類は少なくとも
かなりの文章に繰り返し出てくるので注意が必要です。

それらは種類は決まっていて、使用頻度の高い
いわば少数精鋭の品詞なのです。

4-11 Aboard the Hogwarts Express

(ホグワーツ特急に乗って)

◎ページ数
p.158〜p.170(13ページ)

◎主な登場人物
ハリー、ロン、ハーマイオニー、フレッド、ジョージ、ジニー、
ウィーズリーおじさん、おばさん、ビル、チャーリー、パーシー、
友達(シェイマス、ディーン、ネビル)、敵(マルフォイたち)

◎ストーリー
ハリーたちが学校に戻る朝、ウィーズリーのおじさんは急に仕事
が入ります。そこで、おばさんに駅に連れて行ってもらいます。
今年は、学校で面白い秘密のイベントがあるから楽しみなさいと
送り出されます。ホグワーツ特急の車内でマルフォイにも言われ
ました。親が魔法省に勤めてるのに知らないのか?と…

※よろしければ、感想をコメントしてください。
質問がありましたら、メルマガに返信してお寄せください。

英語の品詞について

ここまで、しばらく「句」を扱ってきました。
今日から少し、「単語」を、見て行きたいと思います。

もちろん、洋書を読むうえで、便利なポイントを解説しますね。

英語の単語は、その語が文中でどういう働きをするかという
性質により、いくつかの種類に分けられます。それが「品詞」ですね。

みなさん、すでに、ご存知だと思いますが、
1つの単語には1つの品詞しかないというものではありません。

基本単語などは品詞を3つも4つも掛け持ちしている単語があります。

ハリポタを読んでいくと、この単語はこういうふうにも使うのか!
と驚いたものがたくさんあると思います。

文中での働き「品詞」を勘違いすると、その文が読めなくなります。

逆に、品詞を正しく見抜けば、多少意味はあいまいでも、
大意をとることができるし、辞書を引くときも目星がつき楽になります。

ですので、品詞をいつも意識するようにしましょう。

文法書によると、品詞には8つの種類があるとのことです。
1.名詞、2.代名詞、3.形容詞、4.副詞、
5.動詞、6.前置詞、7.接続詞、8.間投詞

ちなみに、助動詞は動詞に、冠詞や数詞は形容詞に含まれるそうです。

ならば、個人的には名詞と代名詞はまとめてもいいのでは?と思います。
なぜなら、代名詞は、文中の性質という点では、名詞と同等だからです。

ハリポタでは、実際、どういう割合で出現するのか、
私の単語帳(現在のところ)で、ランキングを作ってみると…

1位:名詞(3524個)
2位:動詞(2583個)
3位:形容詞(2153個)
4位:副詞(968個)
5位:間投詞(64個)
6位:接続詞(14個)
7位:前置詞(11個)となっています。

基本単語は除いているので、接続詞や前置詞はだいぶ少なく見えます。

代名詞も、名詞に含めているのですが、数個です。
ほとんどが初っ端に学校でで習うものですから。

それぞれの働きを簡単にまとめてみましょう。

・名詞=人や物の名前を表す
・動詞=動作を表す
・形容詞=名詞の内容を表す
・副詞=動詞や形容詞などの内容を表す
・間投詞=感情を一言で表す
・接続詞=語句を結びつける
・前置詞=名詞の前に置いて句全体で副詞や形容詞の役割をする

長くなってきたので、次回に続きます。

4-10 The Mayhem at the Ministry

(魔法省大混乱)

◎ページ数
p.145〜p.157(13ページ)

◎主な登場人物
ウィーズリー氏、ウィズリー婦人、パーシー、
ハリー、ロン、ハーマイオニー、

◎ストーリー
ウィーズリー氏が家に子供たちを連れて帰ってくるのを、夫人は
いまかいまかと待っていました。全員ぶじに戻ったという喜びも
つかのま、日刊預言者新聞にワールドカップの安全対策についての
不手際を書かれ、ウィーズリー氏とパーシーは休日返上で対応に
あたらなくてはならなくなってしまいました。

※よろしければ、感想をコメントしてください。
質問がありましたら、メルマガに返信してお寄せください。

時制と受動態

「動詞句」を作るものとして、群動詞、助動詞を取り上げてきましたが、
今日お話したいのは、最も当たり前に思えるもの。時制についてです。

時制による動詞の形には次の12個があるとされています。

・現在形、・過去形、・未来形
・現在進行形、・過去進行形、・未来進行形、
・現在完了形、・過去完了形、・未来完了形
・現在完了進行形、・過去完了進行形、・未来完了進行形

が、このうち、現在形と過去形については、一語で済んでしまいますから、
今、お話している動詞句にはならず、
未来形は助動詞を使うので、前回の内容に含まれます。

そうすると、残りは、現在と過去の進行形、現在と過去の完了形
および、現在と過去の完了進行形になります。

もう少し単純にしますと進行形と完了形の2つになります。
完了進行形はミックスしただけ。

…これで非常に単純になりました。つまり、こういうことですね。
(1)進行形(be+〜ing):している最中である

(2)完了形(have+ed):してしまった

もうひとつ、似たようなのがありますよね。そう、これです。
(3)受動態(be+〜ed):〜された

「〜ing」も「〜ed」も以前取り上げた分詞です。
「ing」は「現在分詞」で、「行為が継続中の状態」を表します
「ed」は「過去分詞」で「行為が終わった状態」を表します

ですから、もともとの意味はこうなのですね。
(1)進行形:主語が、継続状態にある
(2)完了形:主語は、終わった状態を経験として持っている
(3)受動態:主語が、終わった状態になってしまっている

こういうこと、すなわち原義を肌で感じるということ、が大切なんですね。